20140916

東近江実践OT倶楽部さんにお邪魔しました



913日,14日は滋賀県にお呼びいただきました.








まずは日本一の湖である琵琶湖や,彦根城を観光させていただき,
スケールの大きさに驚きました.







その後,初日の夜は,近江温泉病院さんで
面接評価についてお話させていただきました.


近江温泉病院さんは,20数名のスタッフが所属しており,
その半数以上がAMPS認定評価者というすごい職場です.


所属長の石黒先生は,OBP実践を推進するために,
MOHOCMOP-E等の理論をベースに,
またプロセスモデルとしてOTIPMをベースにしながら,
OBPができる職場作りをされています.


このようなすごい職場で僕がお話することはあるのか?
と思いながらお話をさせていただきましたが,
皆様真剣に僕の話に耳を傾けてくださいました.


又,研究会の後は温泉病院の方々や,地域で活躍する方々と,
美味しいお酒と食事をいただきました.









翌日は,東近江実践OT倶楽部さんにお招きいただき,
「作業に焦点を当てた実践のポイント」と題して,
作業の可能化の話やトップダウンアプローチの話,
面接評価の話,職場作りの話など,5時間お話させていただきました.









今回は,たっぷりと時間をいただいたので,
面接評価に効果的な心理アセスメントで用いる技法の話や,
介入の際の注意点として,Festingerの認知的不協和を取り上げ,
クライエントが抱える不協和をどのように現実的かつ肯定的に解消していくのか?


また,作業療法士が安易に使用しやすい用語である自己効力感について,
Banduraの理論を基に,自己効力感にアプローチする際に
必要な情報や方略などについてもお話しました.


このような話を聞いていただくことで,
どうして面接評価でクライエントの主体性に働きかけることが大切なのか?
なぜクライエントが主目標と短期目標の両方を認識できるように
働きかけなければならないのか?


普段僕が面接の話の中で強く訴えている内容の理由が,
少しイメージしやすくなったのではないかと思います.
詳しくお話する時間を頂きまして,とてもお話しやすかったです.


全国には,悩みながらも常に前を向いて頑張っている方たちが沢山いる.
今回もたくさんの刺激をいただきました.


僕ももっともっと勉強して,少しでも世の中の役に立てるように頑張ろう.
そう改めて思えた二日間でした.


近江温泉病院の皆様,そして東近江実践OT倶楽部に参加してくださった
70名の皆様.本当にありがとうございました.








近江牛も美味しかったです(笑)