20131231

2013年のまとめ


2013年も残すところあと30分になりました.
年越し蕎麦の準備も終わったので,
最後に今年一年を簡単に振り返りたいと思います.

1月】

元旦出勤:車が全く走っていない国道が気持ちよかったです(笑)

恩師に会う:就職当時の科長と久々の再開.久しぶりに「作業療法ってなんですか」と質問.科長の答えはあの日と変わらず「ココロだよ」の一言でした(涙)

福島OS講師:福島県作業科学研究会で,「面接評価と目標設定」についてお話させていただきました.

大阪学会採択:第47回日本作業療法学会に無事採択を頂きました.


2月】

論文掲載:認知症者とのADOCを用いたSDMについて書いた論文が学術誌「作業療法」に掲載されました.

後輩の活躍:昨年のリハケアで,片麻痺のクライエントが中華料理屋を再開するための協働を発表した後輩J君が,リハケアの優秀演題に選ばれました(祝)


3月】

竹林さんに感謝:右片麻痺のクライエントとの協働において,竹林さんに教えていただいたことを丁寧に(自分なりにですが)実践.クライエントの変化に驚きました.

福島セミナー始動:第17回作業科学セミナー実行委員会が本格的に始動.大会長の重圧にしばらく胃痛が続きました.


4月】

募集開始:第17回作業科学セミナー参加・演題募集開始しました.

WFOTエントリー:第16回世界作業療法連盟大会に演題エントリーしました.

友人の門出:14年前.一緒に就職して作業療法についていつも熱く語り合った親友Mさんがデイを立ちあげるに際し開設記念講演を行いました.

福島OS講師:福島県作業科学研究会で「作業の側面」についてお話させて頂きました.

大学院入学:帝京平成大学大学院環境情報学研究科に入学しました.


5月】


湘南OTデビュー:藤本さんにお話をいただき,湘南OT交流会で「高齢者の役割と生きがいを知る」についてお話させていただきました.

誕生日:36歳になりました.


6月】


MOHO講習会:山田孝司先生をお招きして人間作業モデル1日講習会を開催しました.

福島OS講師:福島県作業科学研究会で「役割」についてお話させていただきました.

大阪学会:第47回日本作業療法学会で発表しました.後輩のSさんが頑張りました(鈴木明子先生と1時間ディスカッションするという貴重な体験もありました).上江洲さんが深夜につけ麺の汁に顔を埋めて眠りました(笑)また,第1回日本臨床作業療法学会理事会に参加しました.


7月】

プレミアム体験:当院にて,友利さんと竹林さんが講演してくれました.貴重な体験とお話にずっと興奮でした.

13題集まる:題17回作業科学セミナーに13第のエントリーを頂きました.

山形講演:山形作業行動研究会さんに呼んでいただき,作業療法における目標設定についてお話させていただきました.ずっと行きたかった天童木工の見学もできました(笑)


8月】

若冲に感動:ずっと昔から大好きだった伊藤若冲展を見に行きました.若冲の世界に圧倒されました.

イサムノグチ:ずっと前に注文していたノグチテーブルがやっと届きました.多くのリプロダクト製品が出回っていますが,天板19ミリ,ウォールナット&オイルフィニッシュで仕上げてもらいました(涙)

SIG申請:福島県作業科学研究会をSIGにするべく申請を行いました.


9月】

WFOT採択:第16回世界作業療法連盟大会にエントリーしていた演題が無事に採択されました.当法人の11演題が全て採択されたことが何よりも嬉しかったです.

東北学会:僕は出勤当番で参加できませんでしたが,東北作業療法学会で,後輩達が立派に発表してきました.

鳥取の熱さに感動:第3YMCA米子作業療法学術集会で特別講演をさせていただきました.鳥取の方達は熱い人ばかりでとても楽しい二日間でした.


10月】

福島OS講師:福島県作業科学研究会で,「作業の捉え方を考える」についてお話させていただきました.

東京断念:絶対行きたいと意気込んでいた,澤田さんが学会長の東京都作業療法学会が,娘の運動会と重なり断念しました(涙)


11月】

長野講演:長野県の有志の方達に呼んでいただき,「作業に焦点を当てた実践とは」についてお話させていただきました.長野県の皆さんもとても熱く,元気を沢山いただいてきました.

執筆終了:春からずっと執筆してきた事例本の原稿が完成しました.友利さん,上江洲さん,澤田さん.その他沢山の方達に大変お世話になりました.

ついに夢の実現:第17回作業科学セミナーin福島がついに実現しました.多くの友人や恩師に参加いただき感無量でした.ヘレンポラタイコ先生の人間性に感動しました.酒井先生や港先生とはじめ,JSSOの理事の先生方に大変お世話になりました.また,昔から一緒に作業の勉強に取り組んできた先輩や後輩,福島OSの仲間と一緒にセミナーを運営できたことが何よりの宝物になりました.


12月】

タイムロス:事例本のあとがきを執筆するために,あとがきの名手,夢枕獏の書籍を購入しましたが,本が面白くて執筆速度が失速(笑)タイムロスになってしまいました.

ゲラ届く:事例本のゲラ原稿が届きました.修正箇所が多く,今頑張っています(笑)



と,こんな感じの1年でした.
他にも沢山の方との出会いがあり,沢山のご指導をいただきました.
また,家族全員.大きな怪我や病気もせず,1年を過ごすことができました.
皆様,本当に1年ありがとうございました.
来年はよりよき年になるよう.更に努力を重ねていこうと思います.
来年もどうぞよろしくお願いいたします.

齋藤佑樹










20131225

No.78152の空振り.






昨日はクリスマスイブ.
娘へのサプライズは大成功でした.


一生懸命サンタさんに手紙を書いた娘は,
無事にお願いしたプレゼントをもらい,
嬉しさのあまり深夜二時まで全然眠りませんでした ^^;


僕はなんとかリアルな感じを演出しようと,
シリアルナンバーを書いたカード作り,
プレゼントに添えたのですが,
娘はプレゼントに目を奪われ,
カードには全く触れてくれませんでした ^^;






さて年末です.来年の予定が埋まり始めています.
まずは年が明けて1月,浜松でお話させていただきます.


今回僕は,職場でOBP を実践するために,
過去にどのような取り組みをしてきたのかについて
お話しようと思っています.


今,OBPを実践しようと一生懸命がんばっている
若いセラピストの声をたくさん聞きます.


でも,同時に悩みも多く,どうすれば良いのかわからない.
という声も多いのが現状です.


僕も昔,OBPができる職場環境を作りたいと思いながら,
悩みばかりの毎日を送っていました.


今でも悩みは沢山あるのですが,
昔と比べれば,随分OBPがやりやすい環境になったと思っています.


僕が今まで仲間と一緒に何をしてきたのかについて
具体的にお話しようと思います.


浜松は僕が学生時代を過ごした街です.
久しぶりの浜松に今からとても楽しみです.



興味のある方はぜひ御参加ください.




申込みはこちらから


【今年度の予定】

2月19日.青梅三慶病院さんでお話させていただく予定です(詳細未定).
3月22日.第1回日本臨床作業療法学会でお話します(作業に焦点を当てた実践とは).
3月 某日.いよいよ書籍が発売予定です(タイトル未定).


皆様.どうぞよろしくお願いいたします.








20131205

ただその瞬間の自分にまかせる









作業療法士は褒め上手だといわれる
確かにボクも部分的には同意


でも「褒め上手」という言葉はもっと深い意味があると思う


語彙に長けているから?
コミュニケーションが得意だから?








褒め上手な人とは…
クライエントを知っているひと



クライエントの作業の意味を知っているひと
クライエントの作業歴を知っているひと
クライエントの価値観を知っているひと
クライエントのこだわりを知っているひと
クライエントの苦しみを知っているひと
クライエントの葛藤を知っているひと
クライエントの文化を知っているひと
クライエントの性格を知っているひと
クライエントの目標を知っているひと
クライエントの失いたくないものを知っているひと









心からの共感はかならずクライエントに伝わる
策略的な恣意性もまた,かならずクライエントに伝わる


クライエントと抱き合いながら喜ぶときがある
静かに結果を噛み締めるように喜ぶときもある
喜ぶ前に次の課題を確認し合う時もある


どのように感情を表現するかなんて考えたことはない
ただその瞬間の自分にまかせる


あらゆる言葉を
あらゆる情報を
あらゆる感情を
あらゆる環境を
あらゆる作業体験を
あらゆる可能化を







全てを共有しようとしてきた自分にまかせる