20110527

解釈の材料は・・・




過去、現在、未来は、長い帯のようなもの


でも、三本の帯が連なっているのではないと思う


過去と未来は長い帯かもしれないけれど


現在は、過去と未来の継ぎ目のほんの一瞬だ


一秒前は過去


一秒先は未来


過去の自分から未来の自分のイメージは生まれて


その両方を統合的に解釈した一瞬の安定が"今”なんだろうな


僕は作業療法が大好きで


ゆっくりとではあるけれど


前に進もうと歩んできたから


未来の僕の作業療法のイメージは実現傾向にある


健常な体で、意味のある作業に従事して、イキイキと生きてきた過去と


障害をもった体で、体を治すことだけを考えて過ごしてきた過去・・・


この二つの過去からイメージされる”未来”のイメージはどんなものだろう


苦しいよね


未来に肯定的なイメージを描いて


自己の”今”を安定と希望の元に定位させるためには


障害を持った身体で、意味のある作業に従事して


身体の存在を忘れるような


心が躍るような


明日が楽しみになるような


所属環境で自分の居場所を感じれるような


”過去”の感情が必要だと思う


だから僕は作業療法が必要だといつも思う






2 件のコメント:

  1. こんばんは、侍OT さん。
    ちびっこOT です。
    お久しぶりです。
    私もそう思う。
    その人にとって意味ある作業を実現できるために
    役割を担う作業療法士は時に
    夢を追っているように、周囲から感じ取られることもあるんだと思います。
    したいこと、それはまさにクライエントにとって夢だから、そう思われてもいいと思う。
    私達作業療法士はそれをどうしたら実現できるのか、
    クライエントが紐解くための情報を持っているから
    夢で終わらせないから
    はじめは心が踊る夢のようなスタートもありだと思う。

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  2. ちびっこOTさん 有難うございます。

    僕が自分の未来に夢を見られえるのは
    夢につながる過去があるからです。

    CLにも、夢を見られる過去を作ってほしい。

    その為にも、意味のある作業に従事して
    自分を主体的に・自己実現的に循環させる
    体験が必要だと思っています。

    ちびっこOTさんからは、何度元気をもらったか
    数え切れませんね(^_^)

    ホントいつもありがとうございます。

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