20110527

解釈の材料は・・・




過去、現在、未来は、長い帯のようなもの


でも、三本の帯が連なっているのではないと思う


過去と未来は長い帯かもしれないけれど


現在は、過去と未来の継ぎ目のほんの一瞬だ


一秒前は過去


一秒先は未来


過去の自分から未来の自分のイメージは生まれて


その両方を統合的に解釈した一瞬の安定が"今”なんだろうな


僕は作業療法が大好きで


ゆっくりとではあるけれど


前に進もうと歩んできたから


未来の僕の作業療法のイメージは実現傾向にある


健常な体で、意味のある作業に従事して、イキイキと生きてきた過去と


障害をもった体で、体を治すことだけを考えて過ごしてきた過去・・・


この二つの過去からイメージされる”未来”のイメージはどんなものだろう


苦しいよね


未来に肯定的なイメージを描いて


自己の”今”を安定と希望の元に定位させるためには


障害を持った身体で、意味のある作業に従事して


身体の存在を忘れるような


心が躍るような


明日が楽しみになるような


所属環境で自分の居場所を感じれるような


”過去”の感情が必要だと思う


だから僕は作業療法が必要だといつも思う






20110523

winding road



院内のワーキンググループである”広範囲理論グループ”

プレゼンスライドがやっと完成した




本当は3月に予定していたプレゼンテーション

震災で大幅に延期されてしまったけれど

なんとか開催にこぎつけた




準備の為に、後輩達は一生懸命作業してくれた

絶対有意義な時間にしよう




作業療法士が作業療法を知らない・・・

作業療法士が唇を噛み締めて

自分達の専門性に背中を向けて医療現場にフィットしてきた・・・

そんな時代はもう終わりにしよう





そのための努力ならばいくらでも・・・



20110522

理念をどう実践に結びつけるか・・・


回復期リハビリテーション病棟の基本理念は”寝たきり防止”と”家庭復帰”です。

そこで多くのセラピストの中で生まれる思考のプロセスは、廃用症候群の予防・改善を図り、寝たきりを防止すること・・・自宅環境を想定した動作練習を豊富な訓練量の元に提供し、家庭復帰を実現すること・・・ではないでしょうか?

しかしここで考えなければならないのは、「なぜ僕たちは寝たきりにならないのか?」「なぜ僕たちは住み慣れた地域で生活を継続できるのか?」ということです。

それは確かに階層を一つ下げて考えれば、廃用症候群をきたさない全身状態を有し、家庭での生活動作を自力遂行できるからです。間違いないと思います。しかしそれだけでしょうか?

僕たちは、義務や願望から構成される様々な意味のある作業で時間が埋まっているからこそ、廃用症候群をきたさない全身状態を維持できていたり、住み慣れた地域で生活する意味があるのです。

全国的な統計を見ても、自宅退院後、ADL能力が維持できず、介護度が上がってしまったり、リフレッシュ入院などとネーミングされたADL能力再獲得の為の再入院・訓練が多くの病院で実施されています。

でも考えてみてください。障害を有しながら、訓練など何年も行っていなくても、ずっと能力を維持し、住み慣れた地域で生活している障害者は沢山いるのです。

退院後、能力が維持できない理由は、訓練量や、動作効率などだけでは説明がつかないのです。

障害を有した”新しい身体”で、意味のある作業に従事し、その遂行の中で結果ADLが維持されたり、新しい希望や目標が生まれたり、地域で生きる役割やアイデンティティが定位できたり・・・そのような主体的な自己実現的循環が必要なのです。

その為にも僕たち作業療法士は作業に焦点を当てなければいけないと思います。障害に悲観し、機能回復にしか目が向けられないクライエントに意味のある作業に従事できる幸せを感じてもらわなければいけないと思います。そしてそれを実現するための支援を行わなければいけないと思います。それができれば、退院後、能力を維持できないクライエントに対する原因と対策も、クライエントの自己実現に繋がるものになるんじゃないかと思います。

作業療法士が胸をはってそれを実行していく環境を作るためには、クライエントの作業的存在としての意思や願望を絡めた個別性の高い主目標を設定し、それをチームで共有すること。そしてその目標を実現するために、それぞれの職種が、それぞれの専門性の元にトップダウンし役割分担するような構造が必要なんだと思います。自宅退院って目標じゃなくてただの退院先です。


                 
~作業選択意思決定支援ソフト~


20110518

作業の中と外

作業療法に関連する役割を遂行しながら
子供と遊ぶ時間も確保したい
妻の家事負担を軽減させたい
文献や本をゆっくり読む時間も欲しい


毎日睡眠時間はかなり少ない
でも全て大切な作業だから作業自体に不満なんて無い


そうなると、課題は時間の使い方ということになるなぁ・・・
いつ、どの作業を遂行するかということと
各作業の形態の見直しも必要か・・・


家事なんかは同時遂行の工夫や準備にまだ課題があるかもしれない
文章を書いたり、文献を読んだりするには、1人で集中する時間が必要だから
子供の生活リズムに僕のスケジューリング改善のヒントがあるかもしれない








「意味のある作業は人を健康にする」
かなり言葉足らずだなぁ・・・


自分という存在は1人だけ
与えられた時間も決まっている
その制約の中で
全ての要素が相互に影響を与え合っている


仕事が上手くいかなかったら
僕は家事を頑張ろうとは思えないかもしれない・・・


子供との時間が失われたら
仕事への情熱にも変化があるかもしれない・・・


だからその人の限られた時間の中で


作業同士がどう影響し合って


どう意味を支えあっているか・支えあっていたか


一緒に考えたい


一緒に対策を考えたい


効果的な協業をしたい


その為にはクロスインパクトマトリックスが有効かもしれないし
その前に作業や物語の共有が必要かもしれない


長い作業遂行歴の中で
大切な意味を持った作業はたくさんある


でも普遍的な意味を持った作業なんてない
作業の意味は、人ー環境ー作業の連関の中で
絶えず変化している


連関を考慮しながら
作業に大切な意味が生まれて
その意味と遂行に
主体的な継続性・発展性が付加されるような支援がしたい


作業の意味は
作業の中にあるかもしれないし
作業の外にあるかもしれない





20110517

out of blue





今まで約三ヶ月間、作業療法を一緒に行ってきましたが、率直な感想を教えてほしいのですが?



「そうですね・・・今後の自分の生活のイメージに対する整理がついた感じです・・・病気になって、どうやってこれから生活していこうかと悩んでいましたが、これから何をしながら生きて行きたいのかの整理が付いた感じです」



そうですか。それは僕も嬉しいです。



「入院してから、体のことや病気のことなど、沢山の説明を受けてきましたが、どれも先の希望が持てない内容ばかりで・・・自分の未来をマイナスの視点で捉えることしかできないでいたんですが・・・
なんと言うか・・・作業療法は、out of blueというか・・・全てマイナスにしか捉えられない毎日から抜け出せる抜け穴のような時間であり、抜け穴のような存在でした」



今までipadを使って、何度かやりたい作業や、やらなければいけない作業を共有してきましたよね?この間、友利さんと一緒に話したときに、ADOCの使用について、シンクロニシティーという表現を使って感想を言っていましたが、もう少し詳しく教えてくれますか?



「自分の考えや、思いや、職員の考えや、これからの生活など、その全てが同じディメンジョンで共有されるような・・・そんな感じでした」



そうですか。とても嬉しい言葉ですね。僕たちの願いは、これからHさんが、自分の生活に満足して、充実した発展的な毎日を過ごせることです。自分の大切な作業を行いながら、毎日を楽しんでください。



「僕は昔から、色々なことを勉強するのが大好きなんですが、昔は、知りたいことがあると、色々と空想しながら歩いて図書館に行きました、そこでワクワクしながら本を探して、調べたり、新しい知識をインストールすることがとても楽しい体験だったのです。でも最近はインターネットを使うようになり、便利にはなりましたが、色々な好きなことの、楽しむ工程が減ったような気がします。それは全てに言える気がします。これからは、今までよりも時間がありますから、好きな作業をしながら、その工程をゆっくりと楽しめたらと思います。」




今日は、リウマチの母の為に、手伝いができるようになって退院したいとの願いを、初回のADOC面接で語ったHさんの退院日でした。いつもは、退院直前になると、今後の生活や入院生活の解釈を前向きにするようなナラティブアプローチを徹底している僕ですが、Hさんにはどうしても単刀直入に作業療法の感想を聞きたかったので上記のような質問をしました。Hさんは、統合失調症で苦しみながら、入院生活を乗り越えました。元々博学であったHさんに、どうしても作業療法を語ってほしかったのです。いつも独特の英語を交えながら話すHさんの今日の語りは、僕にとって一生忘れられない宝物になりました。


Hさんに対して、僕は何度も作業療法の説明をしました。作業に焦点をあてる重要性についても何度も話をしました。単に作業を共有して、作業ができるように支援したのではないのです。


面接など、時間や空間を設定して、改めて作業に焦点を当てる会話をすることを苦手とするOTが多くいます。昔は僕もそうでした。どうしても、何か訓練を行いながら、自然発生的にクライエントが従事してきた作業の話題に触れ、クライエントの意味ある作業を知ろうとするほうが無理なく情報収集ができると考えているOTは多いのではないでしょうか?


確かに容易にクライエントの作業歴に触れることが出来ると思いますが、そこには大きな盲点があります。何気ない会話で表出されるクライエントの意味ある作業は、クライエントの中で、その作業に焦点が当たることは稀であり、通り過ぎるように認識から消えるのです。OTだけがクライエントの意味ある作業を知っても、真の協業とは言えないのではないでしょうか?(勿論そうせざるを得ない状況はありますが)


やはり、OTは、可能な限りクライエントにOTの説明をするべきです。作業が健康に寄与することを伝えるべきです。そして作業に焦点を当てる”作業”を、クライエントと共にするべきです。Hさんが僕に教えてくれました。



~coming soon~





20110515

リーダー上陸!



5月14日、僕達の勤務する病院に、ADOC:projectのリーダー、友利幸之介先生が来てくれました。
原発問題で避難勧告や計画避難勧告が出ている現在、僕の尊敬する先生をお呼びすることには少し抵抗があったのは事実です。しかし、友利先生は、「みんなが元気になるような話をぜひ福島でしたい」と、病院に来てくれました。


今回は、「作業療法のプロセス」というタイトルで、OTIPMの話を中心に、約3時間!講義をしてくれました。講義中は、動画を見ながら観察やメモ、観察項目の分類・表記の練習なども行われ、あっという間の3時間でした。しかし友利先生の話は面白い!そして分かりやすい!神奈川県立保健福祉大学の学生さん!ホント羨ましいです。


OTのアイデンティティをこれからもっと確立していかなければならない現状の中、僕たちが何を評価して、何を考えて介入して、それをどう表現するかは、非常に大切な要素です。今回の講義で、これから僕たちが何をしていかなければならないかが、とても鮮明に見えた気がしました。


今朝は友利先生と二人で、津波被害のあったいわき市に行きました。僕自身もどうしてもこの目で見ておきたかったし、友利先生にも是非みてほしかったからです。




宮城や岩手の被害が大きかった地域と比較すれば、まだ被害は少なかった地域なのかもしれませんが、目の前の光景は壮絶でした。すこし片付けられていたとはいえ、いたるところに瓦礫が散在し、周辺の建物は、多くが壊滅状態。いえの壁やブロック塀は全てなぎ倒され、フェンスはあめ細工のように曲がっています。



車を停めて、30分程度歩いて周辺をまわりました。遠くに見える穏やかな海を眺めて、あの穏やかな海が荒れて、ここまで波が来たのか、と想像しただけで、涙が溢れそうになりました。二人で何度も言葉を失いました。不謹慎なのかもしれませんが、実際この目で見て、本当に良かったと思いました。テレビやインターネットでは決して伝わらないリアルがそこにはありました。絶対に忘れることのない、忘れてはいけない景色を目に焼き付けてきました。


近くの自然公園では、子供達が元気に遊びまわっていました。災害の恐ろしさを生で感じたと同時に、人間の力強さを感じた一日でもありました。


本当に濃密な週末でした。友利先生、本当にありがとうございました。何者にも変えがたい、生きる元気を沢山頂きました。またみんなで飲みましょう!次は埼玉で!





20110506

営業時間:仲間が集まる時


彼が経営する居酒屋はいつも営業しているわけではない


基本的に仲間が集まるときだけ店を開ける


普段は大工の仕事で忙しいから


殆どは週末の夜から朝にかけて営業する








必ずといっていいほど登場する店主自慢のモツ煮込みは


水を一滴も使わずに日本酒だけで煮込み最後に大量のニンニクが入る


他にも海の幸や季節の野菜を使用した料理が並ぶ








ビールはアサヒがメインだが


事前に頼めばどんな銘柄でも揃えておいてくれる


通信カラオケが置いてあるけれど


殆どは店主が歌う


山奥にその店はあるけれど


刺身には自信があると店主は言う








首にはネックレスが輝き


ポロシャツの衿は立てている


店主は誰よりも大声で笑い


彼の笑い声を聞くと周りの全員が笑う








平屋の自宅に併設されたその店は


全て店主が自分で建てたという


カウンターから台所まで


全てに店主のこだわりが溢れている


食べたいものがあれば


前日までに言っておけば用意していてくれる





店主は僕たちにモツ煮込みを作ってくれた


OT室はニンニクの匂いが充満していた


少し躊躇したけれど


火を通したニンニクは臭くないから早く食えとみんなに勧めた


すごくおいしかったけどやっぱりかなり臭かった




モツ煮込みはAMPS課題にはないから


logitスコアに換算は出来ないけれど


僕は35項目の視点で観察して


店主とこれからの課題を確認した




そして人の為に料理を作ることの楽しさを


思い出してもらうように


周りのスタッフに協力してもらった




店主はC3レベルの不全頚損で


下肢の感覚は殆ど脱失に近い状態


それはきっと今後も同じ




右の上肢・手指は実用手として十分なレベルだけど


左の手指は、マニピュレーツ技能の向上は期待できない状態




店主は4点杖を嫌いT字杖を希望したけれど


4点杖はT字杖に比べて劣る杖なのではなく


どこでも手が離せる杖だから


大好きな店の台所周りでは4点杖を使用することを勧めた




感覚が重度に障害されているから


無理なリーチは転倒リスクが高まる


リーチの練習よりも


ポジショニング技能に重点を当てた練習を続けた




練習の中で自分の能力の認識が研ぎ澄まされてきた


今後も難しいと思われる動作が確かにあるが


店主から自分の意味ある作業への復帰を諦める発言は一度も聞かれない


代償手段の提供と共に必ず意味ある作業の文脈や価値を共有している




ゴールデンウィークに僕たちの反対を押し切って


車椅子を持たずに外泊した店主は


自宅内のADLを全て自力で遂行しただけでなく


店に友達を招いて騒いできた




その時仲間達がビール片手に舌鼓を打った料理は


モツ煮込みとタラの目の天ぷらと牛丼だった


料理をもっと効率良く作るために


手が届く場所に一箇所だけ新しく台を作るって



自分で・・・





~coming soon~




20110504

不協和音






「私は失望したとき、歴史全体を通していつも真理と愛が勝利をしたことを思い出す。暴君や殺戮者はそのときには無敵に見えるが、最終的には滅びてしまう。どんなときも、私はそれを思うのだ」

「狂気染みた破壊が、全体主義の名のもとで行われるか、自由と民主主義の聖なる名のもので行われるかということが、死にゆく人々や孤児や浮浪者に対して、一体何の違いをもたらすのであろうか」

「"目には目を"は全世界を盲目にしているのだ」

「私には人に命を捧げる覚悟がある。しかし、人の命を奪う覚悟をさせる大義はどこにもない」


                                              Mohandas Karamchand Gandhi



20110501

友達がくれたものは・・・





琉球OTさんが送ってくれた

タコライスがとても美味しくて

とても嬉しくて




僕はいつもよりも

たくさん文献を読んだ




昔から守っている日課

必ず一日一文献




今日は、娘が昼寝している2時間

いつもよりたくさん文献を読んだ

読みたいと思った・・・

もっと作業療法を大切にしたいと思った



その涙に忠実に・・・

目に浮かべた涙の理由を、考えてほしい


その涙に忠実に動けばいいと思うよ


実際にどうすればイイかは


僕たちが教えてあげるよ


今までは


家族指導って


介助法を易しく伝達することだと思っていた・・・


わかるよ


僕も昔はそう思っていたから


でもね


作業療法士が家族と関わる時


大切にしたいことがたくさんあるんだ


クライエントはね


いつの間にか”介助される人”になってるんだよ


家族はね


いつの間にか"介助しなきゃいけない人”になっているんだよ


必ずそうとは言えないけれど


そうじゃないとも言えないんだ


だから作業療法士が家族と関わる時は


家族を家族に戻してあげてほしいんだ


家族って


数え切れないくらいの作業を共にしてきたコミュニティなんだよね


だからその軌跡には


たくさんの感情があって


感謝とか


情熱への尊敬とか


楽しさとか


共に乗り越えた達成感とか


その全てが集まって


目の前のクライエントなんだよね


その全てが集まって


目の前のクライエントであるべきなんだよね


それを担保するための関わりをしながら


動作指導とかリスクの管理とか伝えるから


それは避けたい手間じゃなくて


家族にとっての意味のある作業になるんじゃないかな?


僕の家族指導を見学して


涙を浮かべた理由を


情熱に変えてほしい


挨拶


掃除


報告


連絡


相談


この五つを守ってくれれば


あとは情熱のままに動いていいよ


僕たちがいつもフォローするよ


君が就職して本当に良かったと思えるような


作業療法をみんなで見せるよ















太陽の欠片






さっき某テレビ番組で、出演タレントがトマトジュースを飲んでいた。

急に祖母のトマトジュースが飲みたくなった・・・

子供のころ、夏に遊びに行くと、必ず祖母はトマトジュースを作ってくれた。

夏の冷蔵庫に、必ず麦茶が入っているのと同じくらい、毎日冷蔵庫にトマトジュースが入っていた。

幼少のころは、トマトを丸ごとミキサーにかけて作る濃厚なジュースが苦手だったけど、

小学校の頃には大好きで、毎年楽しみになっていた。

祖母も僕たちの喜ぶ顔が見たくて作ってくれてたんんだと思う・・・



そういえば、いつから飲んでないんだろう・・・

はっきり覚えてないけれど、少なくても10年は飲んでないなぁ・・・



僕が飲みたいって言ったら、祖母はまた作ってくれるだろうか?

またトマトジュースを作るっていう作業が、祖母にとって意味のある作業になるかなぁ?









個人で完結する作業もある・・・


人を想ったり、人から必要とされることで、意味が生まれる作業もある・・・


クライエントの意味のある作業に焦点を当てて、支援をするとき


クライエント本人のみから話を聞いても


クライエントが戻る文脈における、意味のある作業を多面的に知ることは困難だ


当然クライエントの環境にも目を向ける必要がある


その環境とは、家族かもしれないし、所属する集団かもしれないし、物理的環境かもしれないし


資源かもしれないし、友達かもしれないし、僕かもしれない・・・


クライエントと作業と環境・・・その真の連関を協業の中に描くなら・・・


医療現場はあまりにも閉鎖的だ・・・


その重い扉を開けるものは・・・








~coming soon~